珈琲じじいのブログ

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【2020年9月最新】貸借対照表(BS)理解でできた決算の読み方〜10分で会社の資産の状況が把握できる〜

はじめに

貸借対照表(BS)なんて聞くと意味がわかりませんよね。僕も実際勉強するまでは「こんなん経理に任せておけばええや」 と考えてましたが、めちゃくちゃ簡単なのでしっかり理解して下さい。

 

こんな人にオススメ

  • 起業したい方
  • 投資をしたい方
  • 会社の経営に携わりたい方   など 

 

結論

 

「期末時点の会社の財産状況と資金の調達と運用の状況を表しているもの」 

 

貸借対照表(BS)とは

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そもそも貸借対照表(BS)とは、一時点の財政状況を表すもので会社に存在する財産の状態や、会社資金の調達と運用の状況を表すものです。

 

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では、早速問題です。

ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドのBSはどれでしょう?

 

分からなくて当たり前です。

 

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BSは、ざっくり表すとこの図画になります。

右の部分で会社は資金を調達し、左の部分で調達した資金を運用します。

つまり、調達した資金をどの様に運用するのかを表しているものになります。

 

まず、調達状況の方から見ていきます。

調達でも返済の必要な調達がありますよね。銀行から借入しているお金は返さなければいけませんよね。それが流動負債になります。

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一方で、返済が不要な資金調達もあります。<投資をしてもらったら失敗したとしても、そのお金は投資なので返済する必要はありませんよね。それが、純資産になります。

 

その調達したお金を不動産の投資(オフィスを借りるのではなく買うなど)、有価証券の購入(他の会社の株を買うなど)などをしますよね。この様にして調達した資金を運用します。

 

運用状況 

資産の運用

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資産を運用し、企業はお金を回収します。その回収するスピードに応じて流動資産固定資産に分かれます。

資産をどの様に運用するかというと、例えば、100均で100円で売れるものを50円で仕入れますよね。その商品は売れなければ在庫になりますが、すぐに売れて現金になりますよね。この様に回収のスピードが早いものが流動資産になります。

売掛金とは、後払いのものになります。すでにサービスを提供して月末に提供した分のお金を払ってもらいます。なので売掛金も回収スピードが早いので流動資産に入ります。

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一方で、固定資産は何かと言うと調達したお金で建物を買ったり、トラックを買ったり、備品を買ったりするものです。

例えば、建物を10億円で買った場合、賃貸にしてもすぐには10億円を回収できませんよね。30年や20年で回収できるといった状況ですよね。トラックも一緒です。500万でトラックを買っても何年か仕事の依頼を受けて回収できますよね。

この様に回収スピードが遅いものが固定資産になります。

 

すぐに現金になって回収スピードが早いものが流動資産、資産を使って建物やトラックなどを買ってその買った分の金額を回収するのに年月がかかる、つまり回収スピードが遅いものは固定資産になります。

 

調達状況 

流動負債と固定負債

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今度は調達状況について説明していきます。先程とほとんど一緒で返済期間が短ければ流動負債、返済期間が長ければ固定負債になります。

 

まずは、流動負債から説明します。

先程は、売掛金でしたがその逆で今回は買掛金になります。この買掛金や誰かに1年以内にお金を返すからと言ってお金を借入れる短期借入、これは1年以内にお金を返さなければいけませんよね。この様に返済期間が短いものは流動負債になります。 

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一方で、固定負債社債を発行したり、長期借入をしたりするものです。

例えば、工場を立てるから10億円を貸して欲しい時に社債を発行して必ず返すよと言って10億円借入たり、他には銀行から10億円を長期借入したりします。10億円は返済するのに時間がかかりますよね。この様に返済期間が長いものは固定負債になります。

 

返済期間が1年以内の様な短いものを流動負債、逆に返済期間が何十年とかかる様な長いものを固定負債と言います。
 

純資産

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純資産とは、資本金や前年分で利益が余ったものの利益余剰金、これを株主資本と言います。その他の資産は新株予約権や評価換算差額です。

自分の会社は、毎年100万の売上が立つ見込みがあるのに100万で会社を売らないですよね。5年後とかに売りますよね。だったら会社の価値は500万なんですよね。

 

純資産は、会社の資本金や前年の利益の余剰分つまり、利益余剰金の株主資本とその他の新株予約権評価換算差額になります。
 
 

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最初よりも段落が増えていますが、一緒です。右側が調達している状況で左側がそのお金を運用する状況を表しています。

 

  1. 短期借入など返済が必要で短期間で返さなければいけない流動負債
  2. 銀行からの長期借入などの長期間かけて返済する固定負債
  3. 資本金や利益余剰金、株主の投資などの返済が不要な純資産
  4. 売掛金や商品の販売など短期間で資金を回収する流動資産
  5. 工場を建てたりなど長期間で資金を回収する固定資産  

 

この5つに分かれます。 

 

 

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今までの話を踏まえて先程の問題を再度考えてみましょう。

 

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 まず、オリエンタルランドのイメージを考えましょう。

 

  • ディズニーランド運営だから土地建物が高い
  • 土地建物が多い=固定資産が高い?
  • ずっと黒字を出していて儲かっている会社
  • 信用格付けがAAだったから財務状況は良いはず 

 

一つ一つ考えていきます。 

 

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固定資産が多いのに固定資産が少ない③は明らかに違いますよね。

 

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ずっと黒字を出して信用格付けがAAだったので財務状況が良い時はこの様に考えます。

流動資産が多い=「すぐ支払ったる!」資産、一方で流動負債が多い=「すぐ支払や!」負債になります。

 

なので、①と②を比べた時に②は支払わなければいけない流動負債が多いのに、すぐに支払えるお金流動資産が少ないのは財務状況が良いとは言えないですよね。

 

流動比率とは

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(流動資産÷流動負債)×100%をした時に数値が大きければ大きい程、安全性が高く逆に低ければ安全性が低くなります。

 

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例えば、①ですぐに100万支払えるとします。50万すぐに支払ってくれとなると(100÷50)×100%=200%になります。

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一方で、②はすぐに支払える資産が50万として、すぐに支払わなければならない負債が100万だと(50÷100)×100%=50%になります。

 

信用格付けAAで財務状況が良いという場合は純資産が多いはずで、200%で短期的にも安全性があ流ので①が答えになります。

 

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他のBSはどこの会社の物なのかと言うと上記の様になります。

オリエンタルランドは、信用格付けAAの優良企業でもあり安全性は非常に高い為、100%を下回るとは考えにくいです。黒字経営で過去利益の積み上げの影響もあり純資産もあります。

 

②は、東日本鉄道で線路を引くための土地と車両が多いため固定資産が膨らんでいます。

 

③は、mixiでIT企業は設備や建物などほとんど必要ない為、固定資産はかなり小さくなる傾向があります。

 

まとめ

前回のPL同様、難しいと思ってほとんどの人が勉強しませんが、全て左右に分けて考えるだけで、かつもの凄く簡単なものになっています。

これをしっかり理解するだけで資産の状況を把握する事ができますし、自分で経営をしてもちゃんと状況を把握する事ができます。

 

次回は、キャッシュフロー計算書(CF)について話していきます。

 

では、また👋

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